今後のため池保全のあり方などをを会員のみんなで話し合う場として、
全員参加型のワークショップ形式よる「ステップアップセミナー」を開催しました。
３市２町のため池協議会の代表など60名が参加しました。

はじめに、２名の講師の先生に来ていただいて、ため池の維持管理方法についてや外来種問題について講演をしていただきました。
お二人のお話の中で「どうすればため池保全の活動を継続できるか」という大きな共通のテーマが挙がりました。
ため池の管理者にとって負担が少なく無理がない範囲で、より効果的なため池保全活動を継続することで、
次世代へ「ため池」という財産を繋いでいくことが重要です。

講演の後には、5人ずつ10グループに分かれてワークショップを実施しました。
「ため池協議会」が抱える問題については、「高齢化」や「後継者不足」などの意見が多くでました。

今後も、定期的にため池協議会の方々が交流する場を開催する予定にしています。
ため池管理者としての意識向上や方向性を共有することで、皆でため池の抱える問題の解決に取り組むきっかけになることを願っています。