里と海の協働活動 in 別府川
2014.1.18
加古川市の峠池(野口町)、別府皿池(別府町)、中ノ池(別府町)の3ヵ所のため池の水を別府川に放流し、播磨灘へ流すことにより、特産のノリの色落ちを防ぐことなどを目的に、「里と海の協働活動in別府川」を行いました。
この活動は、瀬戸内海でのノリの色落ちの原因となる海の貧栄養状態の改善が求められるなか、ため池の池干しの活用により、底土などに滞留する栄養分を海に放流し、豊かな海の再生、並びに、里と海の連携・協働による地域づくりを推進することを目的に行われています。
昨年に引き続き別府皿池と中ノ池、今年から峠池を加えた3ヵ所で行い、ため池協議会、東播磨漁協、県民局などから約20名が参加しました。
それぞれのため池の取水ゲートを開けると、別府川へと繋がる水路に勢いよく水が流れていきました。
加古川市では現在は参加している池も少ないですが、今後はこういった取り組みが地域全体でできるようになるといいですね。