実践活動グループ

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加古川市ため池協議会連絡会

加古川市ため池協議会連絡会は、平成17年4月に設立され、現在、29ため池協議会で組織されています。市内各所で、ため池は農家だけのものではなく地域の財産であるとの認識のもと、農家、非農家の垣根を越えるような取り組みとして、クリーンキャンペーンや、交流イベントを行っています。
加古川市には大小合わせ327箇所のため池があり、古くから農業用利水や大雨などの時には調整池の役割を果たしてきました。この豊かな資産を次世代に残してゆく取り組みを今後も続けていきたいと考えています。

市の概要

人口 261,988人(令和2年2月1日現在) 面積 138.48k㎡
市役所所在地 兵庫県加古川市加古川町北在家2000
市制の方針 豊かな自然と都市的な利便性を兼ね備えた本市の特性をいかしながら、「だれもが支えあうウエルネスなまちづくり」「子どもの笑顔を大切にする教育」「産業の創業と再生」「水と緑を生かした”ふるさと”の実現」の4つのビジョンをもとに、人にやさしい生活空間の創造をめざしています。
問い合わせ 産業経済部農林水産課
TEL. 079(421)2000[代表]  /  FAX. 079(424)1373
e-mail:nousui@city.kakogawa.lg.jp

加古川の眺望

地場産業には、奈良県、東京都とともに全国三大産地を形成している靴下製造業や、独特のデザインや品格、手工性を特色とし全国的に有名な国包建具があります。
聖徳太子が創立された国宝鶴林寺(加古川町北在家424)があり、「刀田の太子さん」とよばれて庶民の信仰あつく、また「播磨の法隆寺」ともよばれ、多くの文化財が護持され、人々の信仰と心のやすらぎの場となっています。また、寺田池・明神の森、泊神社(宮本伊織ゆかりの地)、みとろフルーツパークなどの観光スポット「わがまち加古川50選」があります。

ため池

播磨平野に位置する本市は、平坦な地形のため、全国的にみても多い327ヶ所のため池があります。昭和40年代からの開発により市街地の農地は減少し、ゴミの捨て場所になっている池も見受けられます。また、農業者の減少、高齢化により維持管理が困難になっているため、水辺を、市民の身近なやすらぎの場として有効に活用することに努めていきます。

加古川市のため池自慢

加古川市には、その地域を特徴づける風景・歴史・自然・文化など、魅力あふれるため池が多数存在しています。

年間行事

加古川市内のため池や水辺に関連する年間行事の一例を紹介します。

項目 内容 備考
5月下旬 大池樋抜きの儀 大池五ケ村ため池協議会
10月下旬

西田池まつり

上西条地域環境保全協議会、中西条農・水・環境協議会
11月~
年間を通じて
ため池のかいぼり
ため池クリーンキャンペーン
各ため池協議会
12月中旬 レンコン掘り 西牧ため池協議会
2月中旬 別府皿池フォーラム(餅つき、クリーンキャンペーン等) 別府皿池の未来を考える会

現在抱える課題・問題点

加古川市ため池協議会連絡会では、地域に密着する様々な水辺保全活動を進めていますが、現在下記のような課題や問題点を抱えています。
全体(協議会連絡会)

  • ため池管理者の高齢化及び後継者不足が深刻化。
  •  市街地内の農地の宅地化による農家の減少。
  •  維持管理の行き届かないため池が市内全域で増加。

今後、加古川市ため池協議会連絡会として進むべき方向・目標

加古川市ため池協議会連絡会が引き続き「いなみ野ため池ミュージアム」を推進し、ため池の魅力、重要性を広く啓発することで住民の理解協力を得、次世代へ引き継いでいく。

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