天満東小学校 環境学習
2017.6.16
環境学習の一環として、天満東小学校の3年生が兵庫県で最も古いため池である稲美町の「天満大池」でアサザの植え付けを行いました。
アサザは夏から秋ごろの朝方に黄色い可愛い花をつける水草で、万葉集にも登場し、古くから人々に親しまれてきました。
しかし、生育できる池が減少し、一時は絶滅の危機に瀕していました。
天満大池も含め、全国的にアサザのある池で保全活動が行われ、現在では、「絶滅の危険性が低下した」と考えられています。
天満大池の歴史の話やアサザのことを教えてもらった後に、児童たちは池の中に入り、雑草を丁寧に抜きました。
そして、ドロドロになりながら、池の底に穴を掘って苗をひとつずつ丁寧に植えつけました。
自分たちが植えたアサザは無事に成長するでしょうか。とっても楽しみですね。