木枯らしが吹く中、明石市大久保町江井ヶ島の「谷池」で野鳥観察会が開催されました。
今年もカモなどの冬に江井ヶ島にくる野鳥を中心に観察を行いました。

約５０名の参加者は、日本野鳥の会の先生から、野鳥の種類や習性、行動などについて教わりながら、
ため池の水面に浮いているカモなどを双眼鏡やスコープを使って観察しました。

集合場所のすぐ近くに野鳥が集まっていたおかげで、
じっくり解説を聞きながら２１種の野鳥を観察することができました。

観察会の参加者には、夏に「江井ヶ島のため池の水草」について学んだ大久保南小学校の生徒と保護者、先生もおり、
季節によって変化するため池の姿に興味深々でした。

野鳥観察会の後に、コスモス祭りも開催され、
自分の家でも来年育てたいと、種をもらって大切に持って帰る子もいました。

ため池を通して四季を感じる楽しさを知ることができた観察会でした。
子ども達の中で、将来、ため池を守ってくれる人が出てきてくれることを祈ります。