清水小学校 淡山疎水見学
2016.10.13
明石市立清水小学校の4年生4クラス106人が、3台のバスに分乗して、2コースに分かれて疏水学習に向かいました。
3号車は、まず、神戸市西区神出町にある分水所[1891(明治24)年※1]を見学し、
その後、淡河川疏水の起点である頭首工[※1]、
水平距離約730m・落差60mを超えて対岸へ水を運ぶ御坂サイフォン[※1]、
最後に篠山市の川代ダムから大川瀬ダムを経由して最下流に位置する呑吐ダム[1992(平成4)年]を見学しました。
分水所では、歴史を経て形を変えてきた円形の水を分ける施設を見学し、頭首工では、川底の泥を排出するための水門を開いて、放流される水の勢いに歓声を上げていました。
御坂サイフォンでは、志染川の河川敷まで降りて沈下橋に腰を下ろし、川面から二重になった眼鏡橋をスケッチする児童の姿が見られました。
呑吐ダムでは、ダムの高さや長さ、貯水量や貯水面積など説明を受けた数字をしっかり聞き取ってメモし、探検ノートは記録で一杯になっていました。
子どもたちが、次代の担い手として育ってくれることが楽しみです。