蓮池小学校 新井用水ツアー
2016.10.1
蓮池小学校の4年生、約20名が参加し、新井ツアーが行われました。
今回は、野添のコミセンを出発し、加古川大堰、五ヶ井との分水口、新井緑道、喜瀬川の埋樋(うずみび)を経て、
古宮の大池までの新井用水を開削し、播磨町に加古川の水の恵みをもたらした今里傳兵衛さんの足跡を巡りました。
加古川大堰や五ヶ井用水・新井用水の分水状況を見学し、新井緑道では、新井のゆったりした流れを体感しながら歩きました。
喜瀬川の底に水を通す埋樋(うずみび)の場所では、サイフォンの仕組みを実験をしました。
その後、新井用水の最終地点、古宮大池に移動しました。
古宮大池南側には、「新井水路」建設の功労者・今里傳兵衛翁をたたえる顕彰碑や記念碑などを集められ、公園も整備されていました。
最後に、今里傳兵衛さんのお墓がある薬師堂を見学しました。
今から約350年前、1年余りの大工事で開通した約14㎞の新井用水。
今後も、稲作づくりに欠かせない水の確保に尽力した功績を忘れず、後世に伝えていきたいですね。