MITA通信

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天満大池 アサザ祭り

2016.9.25

秋晴れの空の下、稲美町天満大池で第6回アサザまつりが開催されました。
講師の木下さんによる「ため池の生き物」のお話や天満大池周辺のクリーンキャンペーン、水を抜いた池でかいぼり(魚とり)、兵庫水辺ネットワークの方によるため池にいる動植物の観察、缶バッチ作り等を行い、大人子ども約250人で賑わいました。
また地元の方々による焼きそば、たこ焼きなどの振る舞いもありました。

その中でも異例であったのが、近年増加傾向にある外来種「ミシシッピアカミミガメ」と「スクミリンゴガイ」の唐揚げ!
ミシシッピアカミミガメは通称ミドリガメと呼ばれ、屋台やペットショップなどでも見かけるカメです。
最近は野外に捨てられたたくさんの個体が繁殖し、日本のカメたちの餌やすみかを奪ったり、貴重な水草を食べるなど、環境に大きな影響を与えています。
スクミリンゴガイは通称ジャンボタニシと呼ばれる大きな巻貝です。もともとは食用として日本に輸入されましたが、
現在は、野生で数を増やし、稲の苗や水草などを食べ農業に被害がでています。

タニシは昔から食べられているため、ジャンボタニシも躊躇することなく、「おいしい」と食べられていました。
一方、カメの唐揚げは、皆、躊躇していましたが恐る恐る食べると「鳥のささみみたいで美味しい」と驚きの反応でした。

かいぼりで泥だらけの子ども、初めての食材の美味しさに笑顔を見せる大人、今年もため池の魅力を再発見する楽しいイベントとなりました。

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