MITA通信

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西島オニバス観察会

2016.8.28

西島ため池協議会の主催により、第19回西島オニバス観察会が開催されました。この日は、地域住民など約70人が参加しました。

まず、和亀保護の会の西堀先生より、日本の在来のカメや「アカミミガメの生態について」のお話しがありました。
続いて、兵庫・水辺ネットワークの碓井先生より、「今年のオニバスについて」のお話がありました。
明石市内では30カ所以上ものため池でオニバスが観察されており、今年も6カ所でオニバスの発生が確認されています。

参加者たちは講演を聞いた後、
ため池まで移動して、オニバスの葉を見たりアカミミガメの捕獲装置についてのお話を聞きました。
また、室内に展示された「ため池」の魚、カメ、オニバス、水草などを間近で観察、兵庫・水辺ネットワークの方々の生物の解説に熱心に耳を傾けていました。

水草の展示コーナーの横に、実食コーナーを設置しハスやヒシの実を参加者に食べてもらいました。
ハスの青い実(種)や今の季節のヒシの実(種)は、そのまま生で食べることができます。
少し前までは、よく食べられていたそうです。
恐る恐る食べた参加者からは「予想よりもおいしい!」という声もあり、ため池をより身近に感じてもらう機会となりました。

※オニバスは、2メートル以上の葉をつける日本最大の水生植物で、全国で100箇所程度しか生育が確認されない希少な植物です。

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