原大池『樋抜きの儀』
2015.5.26
加古川市志方町にある原大池で「樋抜きの儀」が執り行われました。
「樋抜きの儀」とは、ため池の取水口を開き、田植えに備えて農業用水を下流の集落に分水する神事です。
この日は、自治会や水利組合の関係者ら約20人が集まり、池に向かって水の恵みに感謝し、五穀豊穣とため池の安全を祈願しました。
取水口のバルブを開くと、水は堤防下の「円筒分水工」から音を立ててあふれ出し、志方町西部の5集落(横大路、原、成井、永室、西牧)へと向かいました。
水路へ勢いよく流れる水を見守り、無事に樋抜きの儀は終了しました。