MITA通信

Facebook Facebook

西島オニバス観察会

2015.8.23

西島ため池協議会の主催により、第18回西島オニバス観察会が開催されました。この日は、地域住民ら約100人が参加しました。
まずは、兵庫・水辺ネットワークの碓井先生より、「今年のオニバスについて」のお話がありました。今年は、明石市内のため池では4箇所でオニバスの発生が確認され、その中でも昨年は生育不良だった大久保町谷八木の「真池」で大群落だったことなどを知りました。
続いて、姫路市立手柄山温室植物園の松本園長より、「ため池の環境とその保全について」お話がありました。
講演後参加者たちは、展示された、ため池の魚、カメ、オニバス、水草などを手に取って観察し、兵庫・水辺ネットワークの方々の話を熱心に聞いていました。
また、ハスの青い実(種)は、そのまま生で食べられるということで、殻を剥いて、中の白い実を参加者の方々に食べてもらいました。恐る恐る食べていた参加者から、「え!?美味しい!もう一個頂戴!」という声もあり、ため池をより身近に感じてもらう機会となりました。

※オニバスは、2メートル以上の葉をつける日本最大の水生植物で、全国で100箇所程度しか生育が確認されない希少な植物です。

ページの先頭へ