加古大池ヨシ狩り
2015.1.25
稲美町の加古大池で、竪穴住居復元のため、ため池に生息するヨシ刈りを行いました。
史跡大中遺跡整備及びため池の保全活動と一環であり、国立明石工業高等専門学校、ひょうご森の倶楽部、いなみ野ため池ミュージアム運営協議会、県立考古博物館、ひょうご考古楽倶楽部の方々30名が参加しました。
兵庫県最大のため池、加古大池は、ヨシが生えている場所も広いです。
自分の身長よりも高いヨシ。
鎌や刈払機を使って、ヨシを刈ります。
背の高いヨシを丁寧にそろえて、束ねるのは大変です。
束ねたヨシは大中博物館のある大中遺跡公園内に運び、竪穴住居プロジェクトとして、ヨシを立てかけ乾燥させ、竪穴住居の屋根葺き材として利用されます。
*自然の浄化作用の重要な場所となるヨシ原のヨシを刈るのは、枯れて沈殿して腐敗するのを防ぐ、今年出る新芽の成長を助ける、越冬する害虫の卵などを駆除するなどの効果があります。