播磨南小学校 水のめぐみ新井ツアー
2014.10.3
播磨町の播磨南小学校の4年生は、社会科の授業で“郷土を拓く’をテーマに、播磨町は飢饉や干ばつによって人々が苦み、今里傳兵衛さんが加古川から用水を引き、人々を救ったことを学び、今回は、新井用水に貢献した今里伝兵衛ゆかり地をめぐる現地見学を行いました。
まずは、加古大堰で加古川からの取水口の見学です。
管理棟で加古川大堰の機能や役割など概要説明を受けたあと、簡易水質検査でPHやDOを測定し、水質を調べました。
水と緑がいっぱいの新井緑道に沿って、ゴミ拾いをしながら日岡神社まで歩き、喜瀬川の埋樋(うずみび)のところで、サイフォンの実験をしたり、今里傳兵衛さんのお墓を見学しました。
バスの中では兵庫県内のため池数は?など ため池クイズをしたり、子供たちは楽しくため池についても学ぶことができました。
約350 年前に加古川大堰から約14km先の播磨町古宮の大池まで導水され、今もなお農業用水路として利用されている「新井水路」です。
子どもたちにとって、水のありがたさを感じることができた1日となりました。