MITA通信

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オクワハン

2014.6.22

明石市魚住町清水の清水神社に伝わるオクワハンという行事が、雨が降りしきるなか行われました。

田植えの終了を祝うとともに、稲の育成と豊作を願う祭事で、250年以上も前から続いている伝統的な行事で、明石の無形文化財にも指定されています。

まず、清水神社に、集まり、神事を済ませ、氏子の代表の4人が羽織・袴姿で、桑の木製の小さな鍬「オックハン」をもち、「金御幣」を肩にかついで、清水神社から、水の取り口へ向かいます。

水の取り口に着くと、「オックハン」を全員で一斉に水につけた後、 4コースにわかれ、水田地帯を歩きます。

最後に、4人は清水新池に集合して、新池の弁天さんで般若心経を唱えて、田植えが無事に終わったお礼と、豊作を祈り、清水神社に戻り、神主さんに「オックハン」を返し行事は終わりました。

水との結びつきを伝える行事、今後ともこのような伝統文化を大切に守り、次世代を担う子どもたちにしっかりと受け継いでいくことが大切ですね。

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