明石市の江井島中学校で、1年生を対象に、総合学習の時間を利用して、身近なため池の歴史や生態系について学ぶ「ため池観察会」が行われました。

６つのため池に関するテーマ①ため池のしくみ②ため池の水草・オニバス③明石の魚④ため池の野鳥⑤ため池の歴史と保全⑥明石の自然について、水辺ネットワーク、明石のはらくらぶの方などから説明をききました。

ため池ができたのは？ため池がどのように人々の生活に関わってきたか、また、農業用水だけでなく、防火用水や地域住民の憩いの場になっていることなど学びました。

また、絶滅危惧種であるオニバスをはじめ、ため池から採取した水草・魚などを観察したり、フィールドスコープや双眼鏡を使って、カイツブリの親子や巣などため池に集まる野鳥を観察しました。

生き物のつながり、環境保全は私たちの命を守ることであるということも教えていただきました。

地域の貴重な財産であるため池の魅力や素晴らしさを知ってもらえたかな。