平成15年に寺田池協議会が発足し、10年の節目を迎えるにあたり、協議会発足10周年記念行事が、加古川総合文化センターで開催されました。

まずは、平岡・寺田池を語る会の芦谷恒憲さんより、寺田池と地域づくりをテーマに、寺田池周辺の変化やクリーンキャンペーンやお月見会の実施などイベントを通じて感じたことや、これからも寺田池を舞台として、参加者と協働しながら楽しく和やかに語り話し合いみんなで地域の輪をつくろうなどのお話がありました。

続いて、松本修二さん（播磨ウェットランドリサーチ）、西堀智子さん（和亀保護の会）、森脇馨さん（兵庫県農村環境室）、森田透さん（寺田池協議会）をパネラーとして、コーディネータ役には兵庫大学の池本先生をむかえ、希少植物の生育状況や外来種のカメの駆除活動などを紹介しながら、地域の絆、10年間を振り返って、人と自然の共存に向けて、さらなる活性化のためにと題してパネルディスカッションがありました。
　
講演やパネルディスカッションを通じて、「寺田池」を守りたいという仲間が集まったことで、さらに大きな輪とつながってきたということがとても印象的でした。

また、寺田池中島において、寺田池発足１０周年記念の植樹も行われました。

今後も地域に愛され、親しまれる寺田池として、今後ますます「地域の誇り寺田池」の活動を続けていくことが大切ですね。