峠池レンコン復活大作戦~ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)を捕まえよう~
2013.8.24
加古川市野口町の峠池にて、「峠池レンコン復活大作戦~ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)を捕まえよう~」というイベントが行われました。
今回のイベントは、峠池では昔、たくさんのレンコンが採れていましたが、外来種であるミシシッピアカミミガメがたくさん繁殖し、レンコンの新芽を食べ尽くしてしまうことにより、レンコンが採れなくなってしまいました。そういったことから、ミシシッピアカミミガメを少しでも減らしてレンコンを復活させたいと、峠池を考える会を中心に、ミシシッピアカミミガメの駆除を行うことを目的に行われました。
当日は朝から雨でしたが、地元の子どもたちや農業高校の生徒さんなど、66名の参加がありました。
はじめに野口公民館の研修室に集まり、ため池について、峠池について、ため池に生息するカメについてなどそれぞれ講演があり、ため池や峠池の現状、外来種のカメが池に及ぼす影響などを知ることができました。
講演終了後、峠池まで移動して前日の夕方からエサ(マグロなどの魚のアラ)を入れて、仕掛けておいたカメの捕獲ネットを子どもたちと一緒に引き上げます。
子どもたちには事前に、ミシシッピアカミミガメが何匹捕獲出来るかクイズ用紙に記入してもらい、捕獲したカメを数えました。
結果はミシシッピアカミミガメが57匹。クイズに正解した子と前後賞の子たち3人には、景品がプレゼントされました。
ミシシッピアカミミガメ以外はクサガメ8匹、イシガメ2匹、スッポン1匹が捕獲されました。
峠池では今後も継続してミシシッピアカミミガメを駆除していくそうです。
おいしいレンコンが復活しますように・・・。