「ため池の生物多様性の保全」にかかる研究成果報告会
2013.7.6
加古川総合庁舎5階会議室で、(独)国立環境研究所をはじめ関係機関の講師の方々による≪「ため池の生物多様性の保全」にかかる研究成果報告会~兵庫県東・北播磨のため池に棲む生きものと人との関わり~≫が開催されました。
いなみ野ため池ミュージアム運営協議会会員のメンバーや、東・北播磨のため池管理者、地元の高校生、行政関係者など約100名の方々が参加されました。
報告会の前には、2000年頃から(独)国立環境研究所が中心となり、現地調査を行ったため池の個別解説も行われ、調査対象のため池関係者の方々が参加されました。
衛星を使った調査、DNAによるため池の分析、ため池の動植物や外来種の影響、地域の関わりなど、環境や私たちの生活に関わるため池について、多岐にわたる報告がされました。
ため池は関係者だけのものではなく、地域との結びつきが欠かせません。地域全体で考え、見つめ直し、守る必要があることを改めて感じました。
今後のため池について考える、よい機会となる報告会でした。