神戸市立淡河小学校の４年生が疏水見学を行いました。
今回は淡河川頭首工、御坂サイフォン、呑吐ダム、加古大池、練部屋分水所というルートです。

淡河小学校はその名の通り、淡河川のすぐそば。淡山疏水の起点に最も近い小学校です。
子どもたちは、自分たちの地域から遠くいなみ野まで続く水の路をたどっていきました。

午前中は地元付近の施設を見学しましたが、午後は疏水の目的地、いなみ野台地の施設です。
周りの風景は大きく変わり、いなみ野台地には大きな川も山も見当たらず、遠くまで平地が続いています。
そんな地形ゆえに、大きなため池をつくり、淡河からも水を引かなければならなかったのです。
バスの中でその説明を聞いた子どもたちは、熱心に車窓からの景色を眺めていました。

自分の目で見た風景を思い出しながら、疏水の学習を更に深めていってほしいですね。