MITA通信

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鴻ノ池はねつるべ復元

2012.3.19

高砂市阿弥陀町魚橋のため池「鴻ノ池」ではねつるべの復元作業が行われました。
かつて東播磨のため池のあちこちにあり、石の重みを利用して水をくみ上げる「はねつるべ」を文化遺産として残そうと17日から復元作業が始まりました。

地元の魚橋鴻ノ池ため池協議会の方、県民局の方、明石高専の学生さんたち、約15名で作業しました。

はねつるべは、堤防上に立てた柱を軸に天秤のように丸太を組み、一方に水をくむ桶をつるし、他方に重しの石を縛り付けます。堤防から池側に付き出した石組みの足場の上で桶に水をくむと、丸太に縛り付けた石の重みで軽く持ち上げられる仕組みになっています。

はねつるべの足場が残っているのは鴻ノ池だけで、足場に近くにある竜山石を使った石組み。

石を運び、形に合わせて石を割っていき重ねてモルタルで固定していきます。

3日間、朝から夜まで作業をし完成しました☆

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