オクハワン
2011.6.26
清水神社(明石市清水)に伝わるオクワハンという行事が6月26日に行われました。
講親らが羽織袴姿で、桑の木製の小さな鍬「オクワハン」を持ち、金色の御弊を肩にかついで神社を出発。
水の取り口につくと、オクワハンを一斉に水につけまし、講親らは4方向にわかれ、それぞれ水田地帯をまわりました。
4方向に分かれた4人は最後新池に集合し、弁天さんにお参り。
また、清水神社に戻り、神主さんにオクワハンを返し、行事は終わりました。
この行事は毎年田植え後の6月の日曜日に、田植えが無事終えられたことに対する感謝とこれからも水が十分にいきわたるようにという願いを込めて行われるもので、江戸時代に始まった豊作を願う珍しい神事ですね。