田植えが無事に終えた感謝と豊作を祈る民俗行事「オクワハン」
2021.6.20
令和3年6月20日(日曜日)午前9時~11時
清水神社(明石市魚住町清水)に伝わるオクワハンという行事が、田植え後の6月の日曜に行われました。これは明石市の市指定文化財41の1つに指定されています。
講親らが羽織袴姿で、桑の木製の小さな鍬「オクワハン」と「金御弊」を担ぎ、「上の田」の水の取り口まで歩きます。オクワハンを一斉に水につけた後、講親らは4つのコースに分かれ、田植えの終わった水田地帯を歩きます。
清水新池の弁天さんに、田植えが無事に終えられたことの感謝と、水が十分行き渡り豊作になるよう祈ったあと、清水神社に帰り、神主さんにオクワハンを返して行事は終了。
江戸時代から続いている水との結びつきの伝統行事を、未来永劫続けていきたいですね。
伝統行事「オクワハン」の前活動で例年清掃活動されていて、13日(日)に清水ため池協議会主催により、清水新池にて地域の方々や子ども達、消防団、ため池清掃志隊の方等が参加し、クリーンキャンペーンが実施される予定でしたが、残念ながら今回はコロナ過の影響もあり中止。でも草刈作業はされていました。お疲れ様でした。
東播磨県民局地域振興室県民課水辺地域づくり担当:長谷坂、稲岡、福田、ITM髙見