❝顔の見えるため池管理者が集まった❞ 高砂市ため池管理者講習会
2021.8.25
日時:令和3年8月25日(水)10時~
場所:高砂市役所南庁舎
高砂市主催で、ため池管理者講習会が開催され29名の参加がありました。
第1部は、兵庫県土地改良事業団体連合会ため池サポートセンターの長谷川翔一技師が、主にため池管理マニュアルの解説について講演されました。
平素からの管理として、ため池の草刈りのおかげで漏水を発見出来たこともあり、点検業務を継続して行っていただきたいと。また、災害に備えて水位を下げる事前放流・期別放流の依頼。尚、点検は必ず二人以上での行動を。
また、ため池水面を活用した太陽光発電設置についての紹介。お知らせとしてイベント情報でおとなため池マンへの登録を呼び掛けられました。
第2部は、東播磨県民局地域振興室県民課水辺地域づくり担当の長谷坂兼司班長が、特定外来生物ナガエツルノゲイトウの東播磨地域での状況について講演されました。
“ナガエは、1年に4mほど伸び、根は土壌によって50~80センチ位入っている場合がある。繫殖地域は、稲美町・加古川市を超え神戸市・淡路市(本田池:ホンデンイケ)、他に尼崎市・伊丹市等に繁殖している。主な対応として、遮光性ゴムシートで覆っている状況”と説明されるなど、ナガエツルノゲイトウについて更なる注意喚起を呼び掛けました。
また、例年講評を戴いている加古川流域土地改良事務所農村計画第1課大橋課長補佐からは、現場視察確認もないこともあり今回は挨拶のみとなりました。
第3部は、高砂市治水対策課ため池水路係の今津賢朗主任が、ため池治水活用拡大促進事業の管理記録表の作成について説明。水位計未設置の池は、吐口付近に矢印などのマーキングを施し対応していく予定との事。
主な質問としては、
ため池の届け出
Q:ため池の届け出で管理者が変更になった場合は速やかに届け出てくださいで、代表が代わっても届け出が必要か?
A:市に様式があり、例年2月~3月に調査しています。
ナガエツルノゲイトウ
Q:冬はナガエの活動は?
A:冬は活動はゆるくなる。