MITA通信

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本田池(洲本市)でナゲエツルノゲイトウ駆除活動。住民の力だけでは限界❢シートで遮光より腐らせる❢

2022.2.11

                               令和4年2月11日(金)10時~16時40分

 洲本市五色町都志米山地区の本田池(ほんでんいけ)で、特定外来生物のナゲツルノゲイトウ(以下、ナガエと呼ぶ)の駆除活動があり、いなみ野ため池ミュージアム運営協議会でも応援に行ってまいりました。
 本田池内に繁殖しているナガエ駆除として、シートを覆うが、今回は遮光より腐らせるのを主目的とした作業です。
 ナガエ駆除には、地元逆池米山田主の方々、ボランティアの会社員や学生、エコロジー研究所、兵庫・水辺ネットワーク、県職員の方など45名の方たちが、ほぼ一日かけての作業となりました。
 三班に班編成を組み、①シート作成班。②シート設置班。③土のう作成班に分かれて実施。

 田主(※1)役員の岡本賢三さんより、長靴の泥に付いてナガエの茎や節が池の外に出ない様、トロ舟の水での長靴洗浄を呼びかけられました。『持ち出したら法律違反で300万円の罰金ですよ。』と笑いも兼ねて。(岡本さんの奥さんが、開始前からトロ舟に水を張られてました。受付兼務も。)
 作業日程としては、2月11日(金)から13日(日)の三日間の予定。
 参加者の中には、地元の高校生や20歳の会社員などが、『ボランティア募集を新聞で読んだので。』と、応援に駆けつけていました。最後のほうは体中泥だらけで。若い力が入ると元気が出ますね。 
 みんなで、祖先が営々と築いてきたこの地(ため池)を、後世に伝えたいものです。

                                いなみ野ため池ミュージアム運営協議会:高見

(※1)田主とは、池の管理者。

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